俺様王子と甘い同棲
「マジでなんなんだよ‥。」
瑠威クンの声は、ホントに哀しそうだった。
「ん‥。」
私は黙ったまま、抱きついてくる瑠威クンを突き放した。
瑠威クンは一瞬よろけたけどまた力任せに私を押さえつけた。
「ちょ‥やめて!!」
瑠威クンは、嫌がる私の首筋に顔をうずめた。
経験のナイ私にだって、少しぐらいの知識はあった。
「痛っ‥!」
チクッとした痛みを首筋に感じる。
儚くて、触れたら崩れそうに脆い彼。
彼の弱い一面を垣間見た私は、拒否することが出来なかった。