俺様王子と甘い同棲
scene.03
「‥‥ん?」
私はうっすらと眼を開けてみた。
ずいぶん暗くなった空が見える。
「‥‥あれ?」
時計を見ると、8時になっていた。
─ 寝ちゃったのか‥。
そう思った瞬間、お腹が鳴った。
「お腹空いた‥。」
もう、夕食は出来てるはず。
私は、階段を駆け降りた。
「あ、莉奈様♪お待ちしておりました。」
食堂に行くと。
瑠威クンとメイド達が待っていた。
「ごめーん!」
私は、急いで席に座った。