鋭く甘い視線の先の獲物


どうして私が、こんな事までしなきゃならないのよ。


そもそもこの色男が怪我をしようと私の知った事じゃない。


きっと、この男は折れない。
私が先に折れるのを待ってるに違いないわ。




「……このボケ。震えてまで我慢すんな。ったく、好きにしろ」




まさかの色男が折れた?
私を持ち上げベッドへ座らせると、自分もベッドへ座りバスローブを上半身が露になる様にずらした。



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