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「蛍光ペン持ってたりしませんか?」
あたしの斜め前に座っていた真面目くんが振り返ってそう言ってきた
あたしは、今にも寝そうになっていたところを話しかけられたせいで物凄く驚いた....
おかげで眠気も飛びましたけど。
「持ってますよ」
「ごめん、少し借りていい?」
あたしは筆箱から蛍光ペンを取り出した
「はいっ。」
「ありがと」
その人は冷静にも無邪気に微笑んで礼を言った
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