狼キャンプ☆?!
………っ!!
……どうしよッ
「じゃあっ俺の女ということで♪」
そう言いながらどんどん近づいていく男の顔。
近づくたびに臭うキツイ香水の香り。
臭いッ……
私の頭はどんどんふらついてきた。
見える視界はこのチャラ男の金髪の頭と
ぼんやりとうすぐらくなった明かりだ。
「じゃっ!!いきマース♪」
男がそう口を開いた。
たぶん顔もあと少しの距離。
ギュっ!!!
あたしは目をつむり顔をなるべく下に向けた。