極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
銀ちゃんは部屋に戻るまで何も話さなかった。



そう言えば夕食を食べてない。


「銀ちゃん、お腹すいた。」


お腹がペコペコだ。


「このタイミングで、腹減ったって普通言うか。」


うん、このタイミングって。


どのタイミング?

付き合った女があんなにいるって事は。


イライラしてきた。


「銀ちゃんは何人の人と付き合ったのよ。この際はっきりしなさい。」


私は銀ちゃんに詰め寄った。


騙されないから。


「真子迫力ありすぎ、ちょっと待て腹減ってんだろ。まず腹ごしらいだな。」



銀ちゃん、何はぐらかしてんの。


「まずはご飯より、何人でしょ、片手、両手、それ以上なの。」


「おい、おい、待て、待て、落ち着け、真子。」


「もう、早く言いなさい!」


「若、真子さん、夫婦喧嘩は家の中でやって下さい。」


「「うっさい!」」


この際マサさんの忠告なんか、無視。


今日こそ決着つけるんだから、銀ちゃん覚悟決めなさい。

今日はとことん戦ってやる。


毎日、こんな事ばかりして、本当に疲れた。


全て、銀ちゃんが悪い。








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