極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
あの日の事は今も覚えていて、目を閉じると鮮明に蘇る。

少年が青年に変わった時。


「麻美が好きだ。女としての麻美がほしい。」


中3の鉄二に告白された時、私は高2。


ガキだと思ってた鉄二が男に感じ。


それから鉄二と恋人同士になった。


毎日が楽しくて、そんな関係が続き私は妊娠。


その時、鉄二は高校を退学し、母親の借金を返す為に極道になった。


私の両親のもう反対で、私たちは別れる道を。


鉄二と別れても、子供は生むつもりでいた。


親の反対を押しきり、真子を生んだ。


そんな私を助けてくれたのは、鉄二だけ。


私たちは誰にも内緒で籍を入れ、別居結婚の道を選んだ。


世間がなんと言おうと、私は極道の鉄二と生きて行く。


大好きな鉄二と今度こそ幸せになりたい。









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