極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます

結香の思いは

私の親友、叶真子。


真子は身長も高くて目はクリクリの二重で、本当に可愛い女の子。


おまけに性格も良くて誰にも優しいから、モテる。


でも、本人は全く自覚なし。


仁が真子を好きなのは知っていた。


私は仁が好きだからいつも目で追うと、仁が見つめるその先に、必ず真子がいたから。


仁は真子に告白したが直ぐに振られた。


それでも懲りない仁は真子に告白し続ける。


あまりにも必死な仁を見てると、切なくてたまらない。


真子には好きな人がいるんだよ。


真子はその人以外、見向きもしないのに、仁の必死さに何も言えなくなっでしまう。


仁をこんなに好きな女の子が目の前いるのに、仁のバカ、私の気持ちに気付いて。


本当にバカなんだから、真子には劣るけど、私だって告白された事もある。


でも、仁が好き。


仁、私を見て。


お願いだから。







< 163 / 367 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop