極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
銀ちゃんはあの日の事を何度も謝ってくれた。


純ちゃんがマサさんを好きなのは、銀ちゃんは知っていたのだと言う。


純ちゃんの気持ちをマサさんに分かって貰いたくて、純ちゃんの気持ちを伝えたがマサさんに拒まれ、銀ちゃんは仕方なくありのままを純ちゃんに話した。


それからの純ちゃんは、マサさんに会うのを嫌がるようになったらしい。


銀ちゃんが何回も純ちゃんを説得すると、純ちゃんも分かってくれたようで。


純ちゃんはマサさんを兄と思うことに決めたようだが。


本当にそれで良いのか分からない。


銀ちゃんは沢山頑張ったんだね。


マサさんは今日も病院にいた。


私はマサさんの気持ちを知らなかった事にして。


知らない事にすれば、きっと今まで通りでいられると思う。

私は狡い人間だ。


そうする事が一番良い方法だと思った。







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