極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
あれ、結香と仁がいた。


お見舞いに来てくれたんだ。


「真子、死んだら許さない。真子が死んだら一生呪うからね。」






結香が私を呪うって。


「結香、おまえはバカだろ、呪うのは真子だろ。」



何で私が結香呪う訳。



意味が分からないし、その時、誰かが笑った。



誰?



《真子さんですね、僕は亮平です。》


亮平君?


《真子さん、あなたはまだ死んでは駄目です。だからこちらの世界に来る事は、認めません。お母さん、そうですね。》


もしかして、銀ちゃんのお母さんですか?


《真子さん、銀平を頼みましたよ。銀平と真子さんの幸せを亮平君と願っています。さぁ、真子さん元いた世界に戻りなさい。》



亮平君、お母さん、ありがとう。


私はまだ死ねない。


銀ちゃんのいるこの世界で私は生きて行きます。



お母さん、亮平君、私たちを見守っていて下さい。


ありがとうございます。






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