極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
俺はこの一週間、真子から離れられなかった。


この手を離したら、真子が消えてしまいそうで怖い。


真子の手はまだ暖かい、真子が生きている証拠。


真子、絶対死ぬなよ!


死ぬ時は一緒だから、真子の暖かい唇にキスをした。


何で俺は、泣いてるんだ。


涙が止まらねぇ。



なぁ、真子、おまえは俺と一緒にいて幸せだったか?



真子は俺と一緒にならなかったら、こんな目に合わずに済んだのに。


好きな女に、こんな思いさせて俺は最低な男。


俺は極道以下だな。


情けない男。


でも、どうすればいいのか分からない。


俺はこれからどうやって、生きていけばいいのだろうか。


今までと変わらず生きていけるのか。



真子、こんなことになって本当にごめん。



真子、愛してる。







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