極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
今目の前にいる幸せな二人。


真子さんが俺の名前を呼ぶたびに、ドキドキして。


若には絶対この気持ちを知られてはならない。


美味しそうに寿司を食べる真子さん。


それを愛しそうに見つめる、若。


二人の幸せが俺の幸せ。


「今度妹さんのお見舞いに行く時、私もご一緒していいですか。妹さんに会いたいです。」


真子さんが妹に会いたいだなんて、妹も喜ぶと思う。


真子さんの笑顔が眩しい。


「純ちゃんに真子が同じ年だと話したら、友達になりたいらしくて、純ちゃんに真子を合わせてやってくれないか。俺も真子と一緒に見舞いにいくよ。」



「私は一人で行けるよ。」


「俺が一緒に行きたいんだ。」


若が俺をチラリと見た。


もしかして、若は俺の気持ちに気付いてるのか。


まさかそんなはずはない。


必死に隠してるつもりなのだか。


大丈夫だと自分に言い聞かせた。







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