命の贈り物
ピンポーン
平日の昼間だというのに、チャイムが鳴る。
だけど私は出る気などなく、居留守を使っていた。
だけどチャイムはしつこく鳴り続けた。
ピタリ、とチャイムが鳴らなくなると、次は扉を叩く音がした。
ドンドンッ
「ねぇ、ミサ!いるんでしょ!?お願いだから出て!」
声の主は、果夏だった。
「カナ!?」
何でこんな時間に!?
果夏は学校をサボるような子じゃない。
私は慌てて玄関の扉を開けた。
「カナ、何で……っ!?」
「いいから、いいから早く来て!!」
私は果夏に引っ張られ慌てて外に出た。
「ちょっと、ドコ行くの!?」
「話してる時間なんてない!携帯も出ないし……。」
果夏に引かれるがままに、私は走っていった。