命の贈り物
ずっとずっと
心の奥深くに隠してた感情だった。
誰にも話せなかったし
自分でも、そんなこと思ってはいけないんだ。
そう思って心に鍵をかけてた。
鍵をかけて、ずっとずっと奥にしまっておいた。
私の小さな願いを。
私が泣き止むまで、孝志はずっと隣にいてくれた。
「よく、頑張ったね。」
そう、孝志は一言だけ言った。
「孝志…。」
「ん?」
「ありがと…。」
「うん。」
私は涙を拭いて微笑んだ。