命の贈り物
いくらいつも一緒に登校してるからって…
待ってる…?
だけど私は、そんな気がした。
涼がずっと、玄関で待っているような…。
ひたすら走った。
走って家まで向かった。
家が見えてくると、そこには人影があった。
「涼…?」
私は声をかけた。
「おー、お前昨日は俺に散々支度が遅いとか言っておいて、お前も十分遅いぞ。」
意地悪そうに涼は笑った。
「普通、待つ?」
私は息をきらしながら笑って涼に聞いた。
「待つよ。」
「バカだよ。」
「約束だもん。」