Meteorite

カウントダウン

急いで携帯を手にし、電話をかける。

「早くかかれ!」

「もしもし?マクフライ君か?何の用だね。」

「教授!朝、墜落した人工衛星についてのレポートを出しましたよね?原因は隕石の衝突なんですが……大変な事が起こっているんです!」

「何?何が起こってる?ただの衝突だろ?」

「いえ、ただの隕石じゃなく、強烈な熱を纏って、しかも異常なスピードを帯びているんです!」

「熱とスピードだと?ありえん。隕石にそこまで、できるとでも?」

「違います。太陽です!太陽が隕石に熱とスピードを与えているんです!この前、太陽がフレアを出しましたよね?それも異常な程強い。それのせいで太陽の周辺にあった隕石に力を与えたんです!」

「まさか……そんな………………確かにあれ程強いフレアは今までになかった。最悪だな…………」

「ええ、急いでこの事をアメリカに…いや世界に知らせないと!」
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