桜吹雪
由岐は己暁の顔を見ながら


「私は怒っていませんよ?ただ何処へ行っていたのか教えてくれませんか?」


自分の実の弟の所へ行ったなんてどう思われるか不安だった。


己暁は口をつぐんでしまった。
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