桜吹雪
「くだらないことには使うな」


それだけ言うと屋敷の中に入って行った。



己暁は小判の入っている袱紗を懐に入れると叉李との待ち合わせ場所へと急いだ。
< 74 / 194 >

この作品をシェア

pagetop