身体とお金〜Last Love〜
お金
会う日がきた…
嬉しいのか良く分からないけど、でもきっと嬉しい

「こんにちわ!お久しぶり」
「うん!!」

なんかちょっと気まずい空気みたいのが流れてる
何を話していいのか分からない
きっと彼も同じなのかもしれない…

「あの…」
「あの…」

同時にお互い声をかけた
なんというか、こういうのも照れ臭い…

「なんかこないだは酔って電話してごめんね…なんか声聞きたくなって!」
「気にしなくていいよ!ちょうどあの時寝れなかったし」
「そっか…なら良かった」

彼は胸を撫で下ろした。でもなんとなくだけど…彼の様子が少しおかしい
なんかいつもと違う

「なんか元気ないですね」
「そんな事ないよ!なんで?」
「何かそんな感じがしたから」

私はちょっとそっけない感じに返した。
きっと彼の中では色々な事を思ってるにちがいない。

「私に会いたかった?」
「会いたかったよ」
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