不良男にご用心
2、まさかの同居


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「ただいまーー。」




「お嬢、おかえりなさいやせ。早いお帰りでどうかしたんですか?」




「んー、まぁ、ちょっとね。」




キスされて気分が下がったからです、なんて言えるわけない。




「そうですか。あ、そういやぁ今日ですね。」



「・・・何が?」



なんの話?

今日なんかあったっけ?




「お嬢、忘れたんですか?」




「・・みたい。」



だって、さっぱり分かんない。




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