不良男にご用心
「・・お嬢、思い出しましたか?」
「あとちょっと待って・・・。」
家族、家族、家族・・・。
増える、増える、増える・・・。
「・・・あぁ!!そうだ!」
やっと思い出した!!
「思い出しましたか?」
「うん!」
「そりゃぁ良かった。」
あー、なんか心がスッキリした!
やっぱ、思い出せないままだとモヤモヤするしね。
「あ、そうだ!今何時!?」
「4時40分です。」
「じゃぁ、まだ来るまで時間あるよね!」