【完】スマイリー☆症候群
「心配は無用だ。そんな時のために、これを持ってきた」
「「これ?」」
亮介は自信満々に言い放つと、銀に輝く細い棒のようなものを上に掲げた。
「植木くん、それって……針金だよね?」
「ああ。勿論、正真正銘針金だ」
笑佳が不安な面持ちで恐る恐る問いかけたのに対し、亮介は至って平然な様子で答える。
「それ……何に使うのよ」
私も何か嫌な感じがして、そっと亮介に尋ねてみた。
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