きっと、救えるよね。。

父が初めて言った言葉…

父は車椅子にじっと座り、私にそっとこう言ったのです。

『少しでいいから、傍にいてくれっと。。』

『私は、うん…

大丈夫…傍にいるよ…』

父のショックがかなり大きいことがわかっていました。
背中を擦って挙げることしかできなかった。

辛いよね。

怖いよね。

ショックだよね。

何で…何で…

しかも、実家のお母さんも、今、まだリハビリで入院中でした。

私は、母になんて言ったらいいのか?

兄になんて言ったらいいのか?

私は、一人で全てをどう受けとめていけばいいのか?
わからなくなっていました。
白血病だよ…

なんて家族に説明したらいいのか…

父の気持ちをどう受け止めて挙げたらいいのか…

私自身も、もう限界でした。。
とにかく、先に手続きや準備が必要だったので、現実と向き合うことになりました。

父の入院の用意もしなければなりませんでした。

兄にも協力してもらわないと、私の体も一つしかないからです。

また、命と向き合う日がきたのです。。

闘いがまた始まったのです。。

辛い、苦しい日々がまた始まったのです。

気が抜けないよ。。

< 49 / 100 >

この作品をシェア

pagetop