きっと、救えるよね。。
病院へ着いた。

そわそわとしてしまう私。
母は精神的に大丈夫か?

兄にも連絡をして、仕事から急いで戻ってきてもらった。

ナースステーションへ向かった。

先生が来られましたら、○○様の病室まで、お呼び致します。

私は、父の病室へと向かった。

父には、まだ言えない。

私は、明るく病室へ向かうことにした。

コンコン!

一番奥にある個室の扉をノックした。

お父さん、どう?

遅くなってごめんよ。

私は、勇気を出して笑顔で会話した。

今から、お母さんもお兄ちゃんも来るよ。

父は、しんどそうではあったけど、一生懸命会話をしてくれた。

複雑な気持ちだった。

目の前にいる父が、もう、手遅れなんて…。

おとん。しんどくなるから、無理して会話せんでいいよ。

横になっときっと伝えると。
私の名前を呼んで、後から、先生が家族に話がある言うてはって。説明をここでしはるんやって。っと。父が、私に伝えた。

私は、そんなん…。

お父さんの目の前で説明?
それは、困る。

私は、平常心を保とう必死だった。

まさか?こんなとこで、話すなんてないよね?

そして、家族皆が揃った。病室へ看護師さんが呼びに来られた。
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