私の風
二人のストーリー

尊敬

「“晴れがましい”っていうのは、本当は別に意味があるんだって。」

「じゃあこの空は“晴れがましい”じゃないって事になるな。」

「けど、私が決めたからこの空は“晴れがましい”んだよ!」


全く
自己中な女だ。


まぁ俺も
人の事
言えないけど。






私たちは
日が暮れるまで
海に漂いながら
話し続けた。





話した内容は
一つ。




晴れがましい。



それだけ!



まぁすぐ
日が沈んで
あまり
話せなかったから。






また会おうね、
とは言わなかった。



多分、
風が私を
彼まで連れてって
くれる。



あ、弥月ね。





あいつ。





私が
呼び捨てで
呼んでいいか
聞いたのに、


シカトしたから
勝手に
呼び捨てする事に
したの。





それにしても

今日は面白かった!



次はいつ
会えるかな。








風が
暖かい。

私の心に
比例するように
踊るように
吹いている。


今日は
よく眠れそう。

















あ!
年齢聞くの忘れた!!
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