年下の彼
出会い
唯「遅刻しちゃったよー」


私の名前は中原唯奈。
高校2年生。


今日はいつもは遅刻なんて
しないんだけど...

珍しく寝坊しちゃって...


すごく急いでる。


唯「あとちょっとで教室」


階段を上がって曲がろうとした。


ドンッ

馬鹿なことに誰かと
ぶつかった。


唯「いたたたっ...すみません」


顔をあげると
私より少し背の高い
男の子が立っていた。


「大丈夫?マジごめんね」


唯「いえっ!私こそすみません」


「じゃー俺行くね」


そう言って
男の子は行ってしまった。


唯「先輩だよね」


背高かったし。


唯「てか!遅刻!!」


私はさっきの人のことを
考えながら教室に向かった。
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