太陽はいつも雲の上で照り輝いている
日に日に、二人は心理学を学び成長していく

僕とまゆは仕事をしながらの毎日で、少しばかりか、お母をかまえきれてなかった……


『お母』

突然に渦が……

『息ができない苦しい』

『まゆ救急車』

………
心臓……

病院に着くと、お母は次第に冷静をとりもどす

『心電図も体内酸素も異常ありません』

『…えっ』

『おそらく、ストレスや不安からくる、過喚起症候群でしょ、過呼吸です』

『…そうなんですか…』

『少し、休まれて帰っていただいて大丈夫ですので』
『わかりました。ありがとうございました』

お父が太陽になって、四年近くなる、お母は今も、お父との思い出を追い掛けていた

それからの一年、お母は、何度も、救急で病院に行く日々が続いた…一月に一度のペースで……

僕は、やむなく仕事を辞め、お母を見る事に専念しなければならなくなった


『お父お母どうしたんや、お父しか、お母は無理やわ息子の僕では、力不足やわ』

お父の写真を見ながら、僕は、お父に笑いかける

大変の言葉は大きく変化するということ

だめだと思った時にやめると次の駄目にも勝てない

蘇る、お父の言葉
僕は大丈夫

お母は、最後までお父の代わりに見ていくから


時は、僕を、その日に導く……今までにない渦の中に……
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