虚構
気がつくと身体中が蛆虫だらけだった

「イヤァァァァァァァァ」


気がつくと父がそこにいた

「……あんたのせいか…あんたのせいで私は…こんな目にッ」


私は父に向かって走った

父はどんどん遠ざかる

「待てっ」

掴みかけたとき
浮遊感に襲われた


「え?」





ドンッ

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