海辺の狼〜イケメン4人に愛されて〜
「あーれ、遼? 何してるんだよ」
「ひっ!? あ、あぁ…夏」
後ろから突然声をかけられて、思わず「ひっ」とか言っちゃった。
夏は不思議そうにあたしの顔をまじまじと見ている。
「何かおもしろいもんでもあった?」
「んっ、いや? なんていうか…」
「じゃー早く戻るぞ! ホームルーム始まるだろ」
「あっ…うん」
夏があたしの手を引いて走る。
その速さはだんだん加速していく。
そ、そうだ、夏足速いんだった…!