まほろば【古代編】
ということで、ネタばらしのコーナー♪

興味ない方は、気にせず速やかに他の作家さんの作品の読書あるいは自分の執筆に戻ってくださいね。


さて、読んでてバレバレだったと思いますが、このお話の舞台は「邪馬台国」です。

ただ、場所の特定はしていません。

この国のどこかにあっただろう、そんな土地で起こった出来事の一幕とでも思っててください。


卑弥呼が亡くなったとされるのが、西暦247年か248年。

ハルカの章の時代は、なので、249年か250年ということになります。

卑弥呼が没した後一度男王が立つのですが、国服せず、卑弥呼の宗女が女王となって治まったといいます。

その宗女というのが「臺與(トヨ)あるいは壱與(イヨ)」と呼ばれる少女でした。

ちなみに、宗女というのは詳しいことはよくわからないのですが、「同じ血筋のもの」といったような意味みたいです。

そして、お気づきでしょうが、そうなんです「トヨとイヨ」なのです。

読み方が定かではなく、二種類出てくるのでだったら双子にしちゃえということで、こういう設定なりました。

かわいそうな間の男王はここでは「オホツチ」としておりますが、これは勝手な創作です。

「オホツチ」→「大土神」から名前をいただきました。

ツチグモに関わるからちょうどいいかなと思いまして……。

そして最後に「まほろば」。

ここでは、「すぐれた良い国」の意味で使ってます。

理想郷みたいな。

そんな国を、創っていって欲しいなという思いを込めてます。

ということで、長々となってしまいましたが、ここまでお付き合いいただけた方、本当にありがとうございましたm(_ _)m


次のページから、新たにちょっとしたおまけのお話を追加しました♪

良かったら読んでやってください。


《追記》

2010年10月2日に『まほろば【現代編】』も完結しました。

ハルカと古代編ではほとんど出番のなかった飛龍が頑張っていますので、ぜひそちらも読んでいただけると嬉しいです♪
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