溺れた愛のシルシ




いたたたた・・・・。


どこよここ…。



真っ暗で目の前には白い雪と
大きな木。

さすが雪国。
少しの風でも身が凍るような寒さを感じさせる。



「よ、る…??」


寒くて口から出る言葉はとぎれとぎれ。


「ぁ、たし…。...んで?」


全く状況が掴めない。


今まで何が起きていたのかさえ、まともに思い出せない。



もしかして、記憶喪失?





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