新月の夜
ん。」
「……。」

麻友美は黙る。

「ほ〜ら、彼女黙っちゃいました。変態だ。」
「…悪かったですね。」
「ふふふ。」
「親の遺伝だ。40過ぎて子作りした親の。」
「それは望んだからでしょう。あなたの兄弟が欲しいと。兄になることは、貴重なことです。4人兄弟の3番目ですけど、あ〜やが生まれた時、何ともいえない衝撃で、4つの時、覚えています。ですからお母さんとお父さんは、それを望んだのではないかな?物事は考えようですよ。」


その日はライブ、楽しい。ケーキ。サプライズ。悠太はびっくり。ろうそく。他の5人が消す。(お約束)

「え…。」

あっかんべー。


夜。ホテル。もちろん個室。麻友美は悠太の部屋へ。

「誕生日おめでとう。」

プレゼントを渡す。

「ありがとう。」

キス。

「さぁて、カラダでももらおうかなぁ。」
「早い!」
「じゃあ何したい?」
「まず、開けてよ。」
「ごめん。」

シルバーの四つ葉のクローバーのストラップと、クローバーとクロスのペンダント(クローバーはペリドットのような石)。悠太はペンダントをつけて、ストラップも携帯につけて、

「似合う?ありがとう。」

キス。

「本当に喜んでくれてる?」
「麻友からだから、嫌なわけない。」

キス。

「ん…。ん!?どこ触ってるのよ。」
「ム.ネ。」
「きやっ!?」

押し倒される。

「欲情してきた。」

ぺろりぺろり。

「あ…。」

ちゅっ。

「ん…。」
「麻友、いくよ。」
「あぁっ!?」

触られる。

「あぁん…。」

裸にさせられた麻友美は、裸の悠太に、全体重を乗せられる。

「ああん!?あっ、あっ…あっ…ああん!!?はぁ…はぁ。」

吐息が交じる。

「麻友。」
「悠っ!?」


ぐたっ…。

「何回した?」
「3回フルスロットル。」
「…体力考えて。」
「麻友、乳首立ってる。」

もみもみ。

「…変態。」
「好きな人にして悪いか?」
「……。」
「いい誕生日だ。麻友を抱ける。」
「……。」
「愛してる。」

キス。

「急に優しくしないで…おかしくなるわ。」


「次の日、またしても
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