【続編】カゴの中身
朝から晩まで家事をやってくれる。
子育ての手伝いもしてくれて、お母さんがアメリカにいるあたしには心強い味方。
子ども達を沢口さんに託し、あたしと雷さんは部屋へ。
脱いだスーツをもらい、ハンガーにかける。
ベッドに座ってネクタイを外す雷さんに近づくと、外したネクタイがフワッと首にかかって引っ張られた。
「お前、妬いてんの?」
「妬いてちゃ悪い?」
「悪くねぇな。でも姫の機嫌が悪いと家の中が暗くなっちまうから…機嫌取り」
どうやら雷さんはキス魔らしい。
最近それにやっと気づいた。
友達のアスカが遊びに来た時、1日何回キスするかという話になって。
アスカが今一緒に住んでるあたしのお兄ちゃんの虎宇とは1日に2、3回しかしないんだとか。
少なくともうちは10回はくだらない。
朝の目覚めと、行ってらっしゃい、ただいまでまず3回。
寝るまでになんやかんやでかなりしてる気がする。
それはほとんど雷さんからで。
子育ての手伝いもしてくれて、お母さんがアメリカにいるあたしには心強い味方。
子ども達を沢口さんに託し、あたしと雷さんは部屋へ。
脱いだスーツをもらい、ハンガーにかける。
ベッドに座ってネクタイを外す雷さんに近づくと、外したネクタイがフワッと首にかかって引っ張られた。
「お前、妬いてんの?」
「妬いてちゃ悪い?」
「悪くねぇな。でも姫の機嫌が悪いと家の中が暗くなっちまうから…機嫌取り」
どうやら雷さんはキス魔らしい。
最近それにやっと気づいた。
友達のアスカが遊びに来た時、1日何回キスするかという話になって。
アスカが今一緒に住んでるあたしのお兄ちゃんの虎宇とは1日に2、3回しかしないんだとか。
少なくともうちは10回はくだらない。
朝の目覚めと、行ってらっしゃい、ただいまでまず3回。
寝るまでになんやかんやでかなりしてる気がする。
それはほとんど雷さんからで。