報復サイト~正義の死(バツ)を~
  

 少女は、一心不乱に制裁を与えたい者たちの名前を書いた。


『受け付けました。』


 言って画面には依頼受け付け終了の文字が出ていた。少女は、涙に濡れた瞳で画面を見て


「さよなら」



と…言ってパソコンの電源を入れたまま暗い自分の部屋を出た。



 今の全てに絶望していた……



 ただ…死に逝くのは口惜しかろう……
 あなたの恨み晴らしましょう…


  
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