あなたを好きということ

『有也くんのためにも
 読んであげて?』

「・・・」

『ことは・・・』

「今日はありがとう
 帰るね」



あたしは、そういって埋葬場から出て行った


見たくない

この手紙は見たくない


そう思って、走ってきてついたのは


あたしが、いつも空を眺める
土手だった


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