あなたを好きということ

『琴芭・・・』

「・・・」

『有也くんに電話で言われたことがあった』

「・・・」

『三並を見守っててやってくれって』

「・・・」

『その時は、なんで有也くんが琴芭のことを気にする
 のかが分からなかった・・・
 けど、有也くん琴芭のこと好きだったんだろ?』

「・・・」


『琴芭・・・
 有也くんは、琴芭が死ぬのを望んでない
 琴芭は、有也くんの分まで生なきゃいけないんだ』

「・・・」


あたしの頬を涙がツーッとつたった


『お願いだから
 頑張って生きてくれよ』



< 165 / 202 >

この作品をシェア

pagetop