恋するキャンディ~私だけの甘々不良彼氏
当麻くんは、何度も

頬やおでこにキスをくれた。





「あー…。好き過ぎて…ヤベ~」

「何それぇ」

「これで…さやの全部、もぉオレのもん。明日もうち来いよ。また愛し合お~ぜ」

嬉しそうな当麻くんに対し、私は複雑。

そんなあからさまに言われても…。

「えっ、明日もぉ?」

「そ。毎日、だぜ」

「えーっ…ムリぃ」

当麻くん…どんだけ元気なワケ?





「ムリとか言うなって…。どうせ、オレに抵抗できねーのはわかってんだぜ?」

「もぉ…知らないっ」





「んなコト言ってっと…また、襲うぞっ」

きゃっ。












そうして…

第2ラウンド突入。











「…もぉ当麻くんのエッチ」

「さやの怒ったカオ、チョー好き」

当麻くんは…

いつもと違う、無邪気な笑顔で

私の頬にキスをした。



















当麻くん…

みんなの前では怖い不良彼氏なのに






二人きりの時は

いつもより…更に甘い

甘々彼氏なんです。








そのギャップが、更に愛おしくもあり。





< 367 / 390 >

この作品をシェア

pagetop