TeFU TeFU ~蝶の媚薬~
「姐さん、起きてる?
オイラ…怖くて寝れない」

ゆず波はまだこの街にきて日が経ってない


『どうした?姐さんと一緒に寝るかい?お入り』


ゆず波は障子を開け、私の布団に入ってきた


まだ母親が恋しい年齢だから仕方ない



私もゆず波と同じような時があった…


「姐さん…あったかぁ~い

今日ね、女将さんに叱られなかったよ」


『そうか…明日も早い。寝なさい』





*
< 9 / 97 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop