sky blue
「瑠璃チャン。
 鈴のこと好きなんでしょ?
 伝えてきなよ、その気持ち。」

桜チャンに目をまっすぐ見て言われたとき私はこの気持ちを”恋”なのだと思った。

そして言いにくそうに
「あと.......ものすごく勝手かもしれないけど、友達としてやり直せないかな?
 調子いいかもしれないけど。
 ダメ?」

その言葉が嬉しくて私は思わず大声で叫んでしまった。

「瑠璃チャン。
 鈴のこと行っておいで?」

優しく笑って言う桜チャンを見て、

「桜チャン、ありがとう!!!!」

そう言ってお店を出て全力で走った。


外では、桜の花びらが風に舞っていた。
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