sky blue

運命の人

いつも通り愛心チャンと一緒に帰ろうとしていたら、ある男子に呼び止められた。

「吉村さん。話があるんだ、ちょっといいかな?」

そう言って腕を引っ張られた。

「私、これから友達と帰るし...明日じゃだめかな?」

そう言ってみたものの、その男子は聞く耳持たず。。。

グイグイ腕を引っ張られた。

一方 愛心というのは...笑顔で手を振っている。

目を見て助けを求めたものの、思いは届かず...


着いた場所は体育館裏。

「吉村さん。俺、入学式のときに吉村さんに一目惚れしたんです。
 俺と、付き合って下さい!!!!!!」

いきなりのストレートな告白に私は戸惑った。

「でも、私あなたの名前も知らないし、それにーー・・・」

「俺、1−Aの村田 彰平です。
 吉村さんに気になる人がいてもいいです。
 俺と付き合って下さい。」

私は気になる人もいない。

この告白をことわる理由もない。

どうすればいいのか迷った。

けど、私は決めた。

「私でよければ付き合って下さい。」

このときの喜びようといったら ものすごかった。

村田クンの喜ぶ姿を見て、私は暖かい気持ちになった。


今 思えば彰平は私の運命の人だったのかもしれない。

もっと私が素直だったらこんなことにはならなかったのかな?


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