*短編*はつこい



暫く走りやっと目的地へ着いた



自転車を止める



「ここ久し振りやわ。
懐かしいね。」



俺と優梨が小学生の頃
一緒に汗を流したグラウンド



二人で一塁側のベンチに座った



空には雲一つなく
沢山の星がキラキラと
輝いていた



ここだったら
あの頃に戻って
素直にお互い話せる様に思った





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