からっぽな街
私は、不安でたまらない。恥ずかしくて、たまらない。見透かされているようで、周りから、あの子頑張ってるっていう同情の目で見られていると思うと、気が気でならなかった。億戦もの考えが浮かんでは消えて行った。
「ごめんごめん。そんなに深刻な顔しないでよ。だから、気にし過ぎだって。もう一つ言ってもいい?」
「ええ。何がですか。」
体を強張らせてしまう。
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