Magical☆Player
集まっているのは校門の外、緑風の校門前。
人だかりは星華女子だけでなく、緑風の生徒も。
なぜか全員女子。
黄色い声が飛び交っている。
「なんだろうね?」
まどかも不思議そうに首をひねった。
私はまだ遠い校門の外に目をこらし、なんとか、人だかりの奥に黒塗りの高級車が停まっているのが見えた。
「何だろう・・・車が一台停まっているが」
菜々もそれに気がついたようだ。
「芸能人・・・まさかね」
私はコンサートに行った2人のことも頭にあって、そんなことを言ったが自分でその考えを却下した。
今まさにそれに乗り込もうとする人がいる。
後ろ姿しか見えないが、特徴的な緑のブレザーの制服を羽織った芸能人、
いや、緑風の男子生徒らしき人物。
バタン
ドアが閉まる音がし、黄色い声に包まれたまま、車は発進した。
人だかりは星華女子だけでなく、緑風の生徒も。
なぜか全員女子。
黄色い声が飛び交っている。
「なんだろうね?」
まどかも不思議そうに首をひねった。
私はまだ遠い校門の外に目をこらし、なんとか、人だかりの奥に黒塗りの高級車が停まっているのが見えた。
「何だろう・・・車が一台停まっているが」
菜々もそれに気がついたようだ。
「芸能人・・・まさかね」
私はコンサートに行った2人のことも頭にあって、そんなことを言ったが自分でその考えを却下した。
今まさにそれに乗り込もうとする人がいる。
後ろ姿しか見えないが、特徴的な緑のブレザーの制服を羽織った芸能人、
いや、緑風の男子生徒らしき人物。
バタン
ドアが閉まる音がし、黄色い声に包まれたまま、車は発進した。