(コラボ)沈黙するケイタイ~交点の烈~

託す



「ねえ、姉ちゃん、さっきから、何してんの?こんな非常時にメールって」

「これ?これ、実は、さっきのベリルって人とやり取りしてるんだ」

「っって。本当に存在してるんだ!?」

「うん。多分ね」

「で?」

「マシンガンのこと、頼んでみた」

「…それで?」

ナユタは、考えた。

このまま、アユタを説き伏せるのはなかなか厄介だ。

「駅の方に行ってみよう。マシンガン、止められるかもしれない」

「うん」

ナユタは、駅に向かって走り出した。
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