ヤンキーガール×プリティーボーイ

「あー。だるいよー。はぁ・・・」



そんなことを言いながらベッドにダイブした。



「ご飯の後に薬だっけ？つーかこんな状態で食べれる訳ないじゃん・・・」



何となく独り言を言っていた。



俺は今、一人暮らしをしている。



親は女みたいな俺をいつも睨んでいた。



妹の事は凄く可愛がっていたのに、俺だけ他人みたいな扱いをした。



中学を卒業してから家を出たいと言ったら、誰も俺を止めなかった。



むしろ、喜んでいた・・・



部屋を見渡すといつも狭いと思っているのが広く思えた。



机に置いた薬に手をのばしコップに入った水と一緒に薬を飲んだ。



薬の作用と体のダルサでいきなり睡魔が襲ってきてしまい寝てしまった。



俺はそのまま学校を２週間休んだ。