金髪王子〜イケメンハーフは同級生〜

チャイムが鳴り、今日最後の授業が終わった。



「栞、今日委員会でしょ?」


荷物を持った綾音が私の前に立った。


「うん」


私は綾音を仰ぎ見て頷いた。


「じゃあ、部長にそう言っておくわね」


「ありがと」


「じゃあね」


綾音は小さく手を振って、教室を出て行った。



さあ、私も行かなくちゃ。


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