6年目の愛してる



「紗絵・・・あのさ、これからもよろしくな。」





コウくんが照れくさそうに言った。





「うん!私にはコウくん以外ありえないもん。」





コウくんはすぐ心配そうな表情をするけれど



本当に私はコウくんしか見えないよ。



コウくんの手だから



温もりを感じるの。



コウくんの声だから



安心出来るの。



だから不安にならないで、


私の傍にいてください。
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