猫耳姫とメガネ王子
「あら、可愛い唯ちゃんになんてこと言うのよ? ま、いいわ。あんたを信じて同じ部屋で寝ることを許してあげる」


洗ったばかりのお玉で、俺の頭をポコンッと叩き、


「でも、絶対に唯ちゃんを泣かせるんじゃないわよ!」

と、釘を刺されてしまった。


チッ!


めんどくせぇ。
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