猫耳姫とメガネ王子
天才青年壱の目を欺こうなんて、どうせ私にはできっこない事。
だ・け・ど!
私は上半身を起こしてベッドのヘリに座り、手を伸ばせば届きそうな場所にあるお隣さんの窓を睨みつけた。
私のこの部屋と壱の部屋は向かい合っていて、小学校の頃はよくこの窓から遊びに行ったりもした。
でも、今はお互いに分厚いカーテンを引きっぱなしだ。
「壱の馬鹿」
だ・け・ど!
私は上半身を起こしてベッドのヘリに座り、手を伸ばせば届きそうな場所にあるお隣さんの窓を睨みつけた。
私のこの部屋と壱の部屋は向かい合っていて、小学校の頃はよくこの窓から遊びに行ったりもした。
でも、今はお互いに分厚いカーテンを引きっぱなしだ。
「壱の馬鹿」