猫耳姫とメガネ王子
色物のタイツをはいて、そっとドアに背中をつける。


「カーテンもさ――」


壱の言葉に、一瞬心臓が破裂を起こしそうになる。


「いつの間にか引きっぱなしだよな」


「そう……だね」


私はグッと下唇をかみ締める。
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